西宮神社
「えびす様」の総本社として、全国的に有名である。西宮はこの神社の門前町として栄えた。
創建の年代は明らかではありませんが、平安時代の伊呂波字類抄や広田社歌合に
「えびす」の名が見えるほか、高倉上皇の御奉幣をはじめ皇族の参拝があったことが
古文書に記されている。鎌倉時代には、既に十日戎の祭典を行うために「忌籠」が斉行
されていました。室町時代になると七福神信仰によってえびす様が福の神の代表となり
その信仰の本拠地として全国に広まっていった。
1月9日〜11日の「十日戎」では100万人を超える参拝者でにぎわっている。
また1月9日の深夜12時に神社の全ての門が閉じられ忌籠を行い、10日午前4時の
十日戎大祭を厳修した後、午前6時の大太鼓を合図に表大門が開かれ、参拝者が
本殿へ走り参りを行い、到着順に1番から3番までを「福男」として認証される。
今年は大阪の消防署員が1番の福男となったが グループで参加し走行妨害を行って
いたことが判明したため 福男を返上するということがあった。
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   表大門(赤門)
 豊臣秀吉の寄進と
 伝えられている。
  国の重要文化財
   大練塀
 室町時代に建造
 247mの土塀
 国の重要文化財
  参道と鳥居
拝殿と本殿 (拝殿の前に池があり太鼓橋がある 拝殿両脇に狛犬と馬の青銅像がある)
 本殿の勇壮な屋根
      本殿